2021/07/05
身長の低い小柄な花嫁様って高いヒールが履けて脚が長く見えスタイルよくなるから悩むことなんてないじゃないの? と思っている方もいるのでは…実はそんなにうまくはいかないですよね。
確かに、普段から高いにヒールを履き慣れている人はよいかもしれませんが、普段からぺたんこの靴しか履いておらずヒールに慣れてなくて歩きづらくて怖いと思う方や、外反母趾だから高いヒールは無理な方など、何かしらの理由で高いヒールを断念する方もいらっしゃると思います。また、小柄なため身体とバスト位置やウエスト位置などが合わずドレスを着てみても綺麗に見えないことも…そんな小柄な花嫁様に、綺麗にウェディングドレスを着こなせるポイントを押さえていきましょう。
脚長効果でスタイルアップ!Aラインのウェディングドレス
まず身長の低い花嫁様は視線を上にもっていくことがポイントになります。そこでやはりおすすめしたいのがAラインのウェディングドレスです。Aラインのウェディングドレスは比較的腰の位置が高くなっており脚長効果があります。スカートにデザインがあるものより上半身に特徴がありスカートのデザインはシンプルなものがおすすめです。
例えば下記のようなウェディングドレスはいかがでしょうか。
ウエストリボンで腰の位置が高く見え上半身がさらにコンパクトになり脚長効果に。またスカートはシンプルなデザインになっており上半身はビーズレースのイリュージョンネックラインで華やかな印象になり上半身に視線が集まりやすいです。そしてウエストリボンの脚も長いので縦のラインも強調してくれます。
また、もう1つのおすすめしたいAラインのドレスがこちらです。
こちらもスカートはシンプルになっており上半身はデザインがあるのでこちらもおすすめのウェディングドレスです。しかも、上半身のスタイルは4WAY。そしてロングトレーンは取りはずし可能です。
Aラインのドレスは違うコラムでも万能なドレスとして紹介しています。またぽっちゃり花嫁様へ似合うウェディングドレスコラムや、Aラインのウェディングドレスコラムでもおすすめのラインとして紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。
縦のラインを強調して長身&脚長効果!エンパイアラインのウェディングドレス
エンパイアラインのドレスは、スカートの切り替え位置が腰ではなく、胸下からになっているため脚が長く見えスマートに見せてくれる効果があります。そのため背の低いぽっちゃり花嫁様にもおすすめのドレスラインです。
プリンセスラインのドレス選びのポイント
Aラインよりスカートにボリューム感あるプリンセスラインのドレスを選ぶときは、あまり大きく広がっていないものを選ぶといいでしょう。広がりのボリュームがありすぎると縦と横のバランスが悪くなりドレスに着られている感や背の低さが目立ってしまうこともありますので注意してください。ではおすすめのプリンセスラインのドレス2つご紹介します。
1つ目のドレスはこちら。
プリンセスラインでも程よい広がりのドレス。また胸元フリルと袖フリルで目線が上半身に集まりやすいです。取り外してもプランジングネック(深いV)のデザインで目線を上に集まり、長めのウエストリボンもついているので縦のラインを強調してくれるプリンセスラインのドレスです。
2つ目はこちらのドレスです。
こちらのドレスは、上半身とスカートの切り替え位置が少し高くになっているドレス。そのため上半身がコンパクトに見えるのでスタイルよく見えるプリンセスラインのドレスです。
マーメイドラインのドレス選びのポイント
マーメイドラインのウェディングドレスに憧れる小柄な花嫁様も多いのでは…。
マーメイドラインは背の高くスタイルの良い人が着るドレスだから私には無理かなぁ、と苦手意識になっていませんか?小柄な花嫁様でマーメイドラインのドレスで式を挙げた方は意外と多いと聞きます。なぜ小柄な花嫁様はマーメイドラインの苦手意識が強いのか!それはドレスのボディラインと自分のボディラインが小柄な方ほど合いにくいからです。でも大丈夫!お直しなどサイズ調整をすれば自分のボディラインに合うこともあるので諦めたりしないで下さい。ただし、すべてのドレスショップがマーメイドラインのサイズ調整できるとは限らないので試着に行く前に確認してみてくださいね。
高いヒールを履かなくて大丈夫?
高いヒールが履けない花嫁様の場合、スカート丈を調整してくれるドレスショップもあります。しかし、何も考えず丈調整をしてしまうとスカートが短くなりバランスが悪く残念な結果になることも…そんなことにならないよう丈調整してもらう場合は、胸下から切り替えになっているドレスや切り替え位置が高いドレスを選びましょう。ただマーメイドのところでも書いたように丈調整できないドレスショップもあるので確認は必要ですね。また、丈調整する際に裾にデザインなどあるドレスは控えてください。裾に合わせてあるレースが切れてしまうこともあるのでスカートはシンプルなものをお選びください。
そのほか稀ではありますが丈調整できるドレスもあります。ちなみこちらがR丈からTT丈に丈調整できるドレスです。
ドレスのサイズ感がどうしても合わない場合
サイズ調整してもらったとしても合いそうにないなどレンタルのドレスでは完全にフィットさせるには正直限界があります。もし自分の体系にあったドレスが着たいという方はオーダーメイドをご提案します。昔と違い今は、オーダーできるドレスショップかなり増えています。完全オリジナルだと値段も高額になってしまいますが、ドレスの見本がありその中から気に入ったドレスを選び、自分のサイズで作ることができるパターンオーダーというドレスもあります。
こちらだと完全オリジナルより比較的リーズナブルになります。さらにバストやウエストなども微調整してくれるドレスショップもあります。
こちら上記のドレスはマリアラブレースで取り扱いの『FLORA FLOW』というブランドで、購入専用のドレスです。
基本サイズは3~19号、丈はS~TTT丈でお作りできます(それ以外のサイズはプラス料金が発生する可能性がありますのでご相談ください)。またバストやウエストの微調整でも可能です。
脚を長く少しでもスタイルよく見せたい場合
花嫁様はみなさま、ウェディングドレスを着るときはスタイルよく見せたい!とお思いのはず。
まずは切り替え位置が高いものを選ぶといいでしょう。スカートの割合が多くなりスタイルがよく見えます。切り替え位置が高くないドレスの場合はハイウエストにウエストリボンなどでマークしてあげると◎。
こちら上記のドレスはエンパイアラインとプリンセスラインの合わせたエンパイアプリンセスラインという新しいシルエットです。腰の位置も高くボリュームもあるのでスタイルよく着こなせます。
上記のピンクドレスの画像を見比べると左の方が上半身はコンパクトに見えスタイルよくみえませんか? このように少しプラスするだけで見え方が違ってくるので試着のするときは試してみて下さい。
やはり背の低い花嫁様におすすめはAラインのウェディンドレス。でもプリンセスラインやスレンダー、マーメイドラインのドレスの場合、選ぶポイントさえ押さえれば大丈夫です。そして、レンタルする際はお直しなど調整できるかどうかをドレスショップに確認してみてください。
また、ドレスを選ぶ際に生地感も大事になってくるのでチュールやオーガンジー、ジョーゼットなど軽い生地がおすすめです。サテンやミカドなど中厚素材だと重くなってドレスに着られてる感がでるので注意して下さい。
アクセサリーやヘアスタイルを工夫することで印象は変わります。見られることを意識して、ドレスを着たご自身に似合うものを見つけて下さいね!